金沢野町のホテル

●設計事例の所在地: 
金沢市
●面積(坪): 
3132.17㎡ (947.5坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

金沢市の中心部に建てられた中規模シティホテル。
金沢らしい日本的な味わいを滲ませた和洋折衷的なデザインでまとめています。
エントランスロビーの天井は、色紙を重ね合わせたようなイメージで作りました。
孔開きの石膏パネルなので、照明器具にもなっています。
壁はテッセラ張り、柱型はベネツィアンスタッコ塗り。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・高い収益率
・人を惹き付ける魅力(集客力)
・ホテルらしさと意外性
・金沢らしいしっとり感
・維持管理運営がし易いこと

依頼者があなたに依頼した決め手: 

この前に設計したホテルを大変気に入っていただき、すぐに依頼されました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

クライアントの意向を把握した上で、さらにそれを上回るような意欲的な提案を期待されておりました。ペンシルビルとも言われるような縦長建築で和風をどう表現できるか、に挑戦しました。これが期待に応える道だと感じていたからですが、意匠的に大変喜ばれました。しかし自分としては、縦型和風はまだ手の届かないところにあると感じています。

依頼者の声: 

やり手社長の伸び盛りの時期に建てたホテルなので、大変気に入っていただき感謝しています。現在では一大ホテルチェーンを築き上げております。素材や表現においてさまざまな試みをさせていただきましたがそれらの試みを肯定的に受け止めていただいております。

その他の画像: 

エントランスアプローチ。うなぎの寝床状の敷地です。長いアプローチの先に中庭がありその先にレストランがあります。中庭の手前で左に入るとエントランスがあります。

エントランスホール。ドームを逆さにしたような天井と間接照明。円形天井はベネツィアンスタッコ塗り。

レストラン。木を適度に使い、和洋折衷タイプの落ち着いた感じです。

日影の制限があり、低層棟と細長い高層棟の組み合わせになっています。

エントランスロビーの天井。明りが灯るとこうなります。

設計者

ユーザー 建築・都市設計インタースタディオ 笹木篤 の写真
オフライン
Last seen: 2ヶ月 1週 前
登録日: 2012-07-24 10:26